嫌われるのが怖いのはなぜ？仕事や恋愛以外の親や夫が相手だと病気？

ここ数年、アドラー心理学などが流行っていますので、
嫌われる勇気や、嫌われたくない心理などに
興味のある方は多いのではないでしょうか。

そもそも何故、人は嫌われることを
極度に恐れるのでしょう。

仕事上の付き合いや恋人だけでなく、
自分の実の親や、
配偶者である夫などに対して、
過剰に嫌われることに対して
恐怖心はありませんか。

これは病気なのかと感じている人も、
一度セルフチェックをしてみてください。

嫌われるのが怖いのはなぜ？どんな心理から来るの？

嫌われるのが極度に怖い人にも、
様々なタイプがあります。

まず臆病で自信がない人、
八方美人で人に好かれたい人、
繊細な心を持つ人など様々です。

それぞれのパターンを見てみましょう。

臆病で自分に自信がないので嫌われたくない人

自分に自信がなく、
いつも周りに合わせている人は
嫌われることを極度に恐れます。

そういった人は、
過去にイジメを受けていた人だけでなく、
自分の容姿や性格に
自信が持てない人が多いです。

常に周りに気をつかいすぎて、
嫌われないような無難な行動を取ってしまうのです。

誰からも好かれたい！八方美人ほど嫌われるのが怖い

誰からも好かれるとうのは、
理想ではありますが、
現実はそう簡単にいきません。

どんなに性格が良くても、
妬む人はいますし、
人には合う合わないがあります。

ですが、そういったことが受け入れられず、
つい八方美人になってしまう人は、
誰にでもいい顔をしてしまうので、
嫌われていないかな？と
気にしすぎてしまいます。

性格がとても繊細な人は嫌われるのが怖い！

いわゆる感受性が高く、
とても繊細な人は、
嫌われてもいいやという風にはいきません。

さっきの言動は大丈夫だったか、
誰かに嫌われているのではないか、
どうしたら自分は受け入れてもらえるのか考えてしまいます。

あまりに考えすぎるので、
嫌われることが怖くなり、
嫌なことも断れません。
少し損をしてしまうでしょう。

仕事や恋愛以外で嫌われるのが怖いのは病気？夫や親が相手の場合の心理

仕事では嫌な人とも我慢して働くことが普通です。
恋愛も相性ですので、
嫌いになってしまうこともあるでしょう。

しかし、添い遂げると決めた配偶者や、
自分を産んでくれた親に対して、
異常なほど嫌われないようにしている場合、
病気なのではないかと思う人もいるのではないでしょうか。

実際に、極度に他人から嫌われることを
不安に思う精神疾患もあります。
それはどのようなものなのでしょうか。

極度の嫌われ不安は病気？境界性パーソナリティ障害とは

以前は境界性人格障害と言われていた、
境界性パーソナリティ障害という
精神疾患があります。

神経症と精神病の
境目にあることから、
境界性という語句が付いています。

この障害の特徴として、
極度の嫌われ不安があります。
恋人だけでなく、
結婚後の夫などに対しても、

見捨てられるのではないか、
嫌われたのではないかという不安が付きまといます。

逆に感情の波が激しく、
今まで好きだった人のことを、
急に嫌いだしたり
罵倒することがあります。

もし、感情の波が荒いようであれば、
この病気の疑いは強いです。

アダルトチルドレンは親に嫌われるのが怖い！

厳密に言うと病気ではありませんが、
病的な心理として、
「アダルトチルドレン」
というものがあります。

子ども時代に
十分に親に愛されなかった人や、
親の言いなりになって成長した人は、
いつまで経っても
親に嫌われないように努力します。

そういった人のほとんどは
優等生で、優しく真面目な性格です。

しかしいつまでも良い子でいられるわけがなく、
成人してから反抗期がくることがあります。

昔から親の言う通りに育ってきた、
優等生でなければならなかった、
条件付きの愛情しか受け取れなかったという人は、
アダルトチルドレンの可能性が高いです。

人に嫌われるのが怖い人の心理

人は誰しも、嫌われるよりは
好かれたい生き物です。

しかし、あまりに嫌われることを
怖がっていると、
自分の思うように
やりたいことができません。

自分のことを
たまには優先させてあげましょう。